ダブルストロークは、スティック一振りの動作で、二打叩く奏法です。
スネアドラムのルーディメンツの一つですが、ドラムセットでの演奏に様々な形で応用されます。
初心者には難しいと思いますがマスターすることで、ドラム演奏の表現の幅が飛躍的に広がるので、絶対身に着けておきたいテクニックです。
私もドラムを始めたころは、なかなかきれいにできなくて、指の使い方や腕の脱力などスティックコントロールを研究して、コツコツ練習したものです。
この記事では、ダブルストロークのコツと練習方法をご紹介します。
ダブルストロークの動き
一口にダブルストロークといっても、様々なバリエーションがありますし、速度によって指、手、腕の使い方が微妙に変化します。
ここでは、最も基本的な形を紹介します。
一打目は、90度以上スティックを振り上げた位置からのダウンストロークです。

一打叩いた後、すぐに手のひらを開くようにして、スティックのバウンドをゆるします。

この形から、指をうまく使い、二打目を叩き、元の位置に戻ります。
速いテンポになるほど、スティックのふり幅は小さくなります。
二打目にアクセントを打つ練習
ダブルストロークをキレイに叩くためには、2打目の音量が問題になります。
一打目に比べて、二打目が弱くなりがちなのでアクセントを二打目において練習することが大切です。
そこで、前述したダブルストロークの動きとは異なるのですが効果的な方法をご紹介します。

低い位置から小さく叩き、アップストロークで、スティックを振り上げます。

その後、ダウンストロークでアクセントを叩きます。
左右交互に「ツタッツタッ」と裏のアクセントを叩く練習です。
前述したダブルストロークの動きとは、違うのですが手首の動きが柔らかくなり、アップストロークのスピードが強化。そして、二打目にアクセントを叩く体の使い方がインプットされます。
ダブルストロークの練習アイデア
シングルストロークとダブルストロークを交互に叩くことで、音量やタイミング、手順の切り替えの良い練習になります。

右利きの場合、左手が弱くなりがちですので、左手スタートでも行いましょう。

ゆっくりのテンポで、動きや音量に注意にながら練習しましょう。無理にテンポを速くすると、雑な演奏になって、それが癖になってしまいます。
急がずに丁寧に練習しましょう。
スティックを持たないでできる練習
スティックを持たずに太腿の上を、手のひらで叩く練習も効果的です。
コンガなどがあれば、さらに良いです。
コンガのダブルストロークは、基本的に指や手首は動かさずに、肩から腕全体の動きが主体で叩きますので、手首や指以外の体の使い方が良くなります。

肘を90ぐらいに曲げたまま、軽く横に開き、腕全体を回転させるようにして叩きます。
速いストロークは、指や手首で行うイメージがありますが、腕全体で行っても結構なスピードで叩けることが分かると思います。
これで身につけた体を動かし方を、スティックで叩くときも使うようにすると、特にダブルストロークでの音量の調節がやりやすくなります。
そして、手首や指だけでやるよりも大きな音も出せるようになります。


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