ドラマーは、一定のテンポをキープできることが大切です。
しかし、機械のように常に一定でなければならないということではありません。
無意識に走ったり、もたったりしてしまう癖を自覚して、完全にコントロールできる必要があるのです。
そのためには、メトロノームというガイドを使って、自分がどういうリズムを叩いたときに、早くなったり、遅くなったりするのかを検証することが、役に立ちます。
それでは、メトロノームを使った練習法をご紹介します。
メトロノームの音を裏に合わせて行う練習
通常、メトロノームを使うときは、4分音符でピッ、ピッとなっている音に合わせて、4分音符でしたら、メトロノームの音にピッタリあわせて叩き、8分音符でしたら、1・3・5・7打目が合うように練習します。
ここで、ちょっと変わった使い方で、よりリズム感が良くなる練習法をご紹介したいと思います。
「ワン、ツー、スリー、フォー」と4分音符で手を叩きながらカウントしたとき、その裏にクリック音(メトロノームのピッという音)を聴くように調節します。
1,2,3,4で手を叩き、ちょうど裏にクリック音がくるので、ワン、ピッ、ツー、ピッ、スリー、ピッ、フォー、ピッとちょうど8ビートのグルーブが生まれ、これだけでもノリが良く感じられます。

上の表では「タカタカタカタカ」と16分音符を叩いたときに、ちょうど8分の裏のタイミングで、3打目と7打目にクリック音がくることになります。
この練習をいろいろなリズムパターンで行ってみましょう。速い連打のフィルなどのときでも、グルーブが崩れずにキープできるようになります。
メトロノームの音を4拍に一回にして練習
メトロノームを4分音符で一発だけなるように設定しましょう。
それで、たとえばテンポ120の8ビートを練習するとしたら、メトロノームをテンポ30に合わせます。
こうすると、4拍に一発しかクリック音のガイドがならない状態になり、リズムキープ力が養成されます。
慣れてくると、どアタマに戻るまでの間をいろんなリズムで遊べるようになり、かなり楽しい練習になります。
まとめ
メトロノームはあくまでガイドなので、あまり頼りすぎないように賢く練習に使うと良いと思います。
最近では、「いち、にっ、さん」とか「ワン、ツー、スリー」と声でカウントしてくれるアプリもあり、長めのフィルやポリリズムを演奏しているときの小節の感覚を養うのにとっても役に立ちます。
道具を効果的に使い、ドラム演奏を楽しみましょう。


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